掘り出せロマン(突然死もあるよ)「ニューロストレガシー」
ボドゲ部日誌0420。
なんと三連続で初回シリーズ、しかも今回はニューカマー、その名も「ニューロストレガシー」。「ロストレガシー」という作品のリメイク版のようです。ゲーム内容はお手軽ながら世界観はしっかり構築されているので、公式ページは見ておくと面白いかとー
ちなみに初回と言いつつ本当に初出しだったのは昨日なので、今日は2回目のプレイとなりました。
「ダンジョンオブマンダム」「テストプレイなんてしてないよ」「犯人は踊る」を混ぜたようなプレイ感のカードゲームです。テストプレイ(略)が混ざってる時点で文字情報的には不安が漂いますがあそこまで理不尽ではないので安心です(笑
ルール自体は簡単ですが、強いて言うならカードの効果を把握するのがちょっと大変…でもまあ拡張版を含めても全部で20種類ちょいなので慣れるのは難しくなさそう。
まず手札を…… あ、ニューロストレガシーは基本セット・上級セット・拡張セットが全て入っているというお得仕様なのですか、全て混ぜて遊ぶことで6人まで遊べるようになります(本来は〜4人)。という事で全混ぜの6人でプレイ。
まずプレイヤーに配られる手札は一枚。残りは山札。更に山札から一枚を伏せたまま山札近くに配置して(「遺跡」と呼ばれる裏向きカード置き場)ゲームスタートです。
その後順に、山札から一枚引き→手札二枚の内どちらかを捨てるのですが、捨てる=「使う」となるため、カードに書かれている効果を何かしら発動させる事になります。状況によっては完遂出来ない場合もありますが出来る限りでOK。
この辺にちょっとテストプレイ感がありますが、紙面はこのように、
だいぶしっかりしています(笑
左上の数字は後の「探索フェーズ」で重要になってくるものなのですが、とりあえずさて置き。
書かれている効果を見ると色々書いてありますが、このカードで注目すべきは「あなたはゲームから脱落する」というわざわざ赤文字で強調されたこの部分。このゲーム、可愛いなりして「脱落」があるのです。
カードにはこんな感じで、他人のカードを見たり、それにより即脱落となってしまったり、逆に見た相手を脱落させたり、山札を覗いたり、と色々な効果が用意されています。特にキャラクター関係のカードには設定に沿った効果があるのが面白い。この少女がバレただけで即脱落となるのもお話を見ると納得です。
しかし何もせぬまま急に脱落になったりする事もあるので、この辺の突然死っぷりもテストプレイを思わせるような(笑
で、そんな困難を乗り切り山札が無くなると「探索フェーズ」に入ります。
探索フェーズでは、山札や遺跡・更にはプレイヤーの手札も含めたカードの中から「ロストレガシー」(タイトル出てきた!)のカードを探し当てるのが目的になります。
そのために重要になってくるのが先ほどチラッと触れた「カードの左上の数字」。プレイヤーの手札の内、この数字が小さい順にカードを選択する事が出来るのです。例えば先の少女の数字は1なので真っ先にお宝探しが出来ますが、それまでに見破られてしまえば脱落となるため保持しておくにはリスクもある…という感じに、カードは少ないながら悩みどころはしっかりしています。
そして見事ロストレガシーを探り当てた人、もしくは最後まで生き残った人が勝者となりゲーム終了となるのでした。
お手軽ながら悩みどころ・考え所があり、他人の行動も見てないとお宝発掘は難しいので案外気が抜けないのが面白い。舞台設定があるだけに、プレイにちょっとした物語が垣間見えるのも良いなー
なお今のところ、6人プレイだと探索フェーズまで行かず殺し合いで終わっています(笑)本来の4人プレイでも遊んでみましたがそちらは逆に誰も死なず、ちゃんとロストレガシー発掘まで辿り着けました。
ちなみに今日のめちゃくちゃキレイな死に方。
わたし「聖女(使うと一回だけ脱落パス可)使いまーす」
A「強いなぁそれ」
わたし「ふふふ」
A「じゃあコレ(誰かの捨て札一枚を遺跡に置く)使いまーす。もちろん聖女ですよね」※カードの名前忘れました(クソ)
わたし「わたしの聖女ーーー!!!」
B「じゃあ暗殺者(捨て札に「×」のカードがある人を脱落させる)使います、はいろくとさん死亡」
わたし「わたしの聖女ぉーーーー!!!!💢(「×」捨ててた)」
復活出来るカードを没収された直後に流れるように刺された…コノヤロウと思ったけどなかなかおいしかったです笑
番人かわいい。