嫌われ者頂上決戦「ごきぶりポーカー」
ボドゲ部日誌0417。
のっけから人によってはモザイク必須な画像で失礼します(笑)でもこの面構えがサイコーなのだと思う本日のゲームは「ごきぶりポーカー」。
この目つき、目を緑にするというセンス、なによりギザ歯なところとかほんとナイスデザインだと思うんですけどダメっすか。嫌われ者・憎まれ者のこういうキャラ付けほんま好き…
「嫌われてるんです…」みたいに変におどおどするでもなく、嫌われてるからこそ逆に堂々と嫌われている感じ、むしろよりいっそう嫌われてやろうか!みたいな気概すら感じるこのキャラデザほんと、良いと思うんです、というか嫌われ者ってある意味「イイヤツ」より絵になると思うしそこがまた良いんですけどこのままではゲームの話にならない(笑
度々遊んでた気がするのですが久しぶりの登場でした。推奨人数は6人までですが問答無用で7人プレイ。
誰かが同じ「嫌われ者」のカードを4枚集めてしまうか、全ての嫌われ者(8種類)を集めてしまうか、「手札を出す事が出来ない」状態になるとその人が負けでゲーム終了になります。…ん、8種コンプは派生ルールだったかな…?
なお晴れて嫌われ者認定された生き物たちは、ゴキブリ、クモ、ネズミ、カエル、ハエ、カメムシ、コウモリ、サソリ…の8種。わりとお馴染みの、庶民的な(笑)害虫・害獣のみなさんですわね。
勢揃い。うーん絵がいい。各種8枚、全部絵が違うのもいい。
(カエル写ってないやんけ…ごめんカエル)
まず親が手札から一枚、カードを裏向きのまま誰かに渡します。
この時「これはゴキブリです。」と宣言しながら渡すのですが、嘘をついても良いのがポイント。例えばゴキブリを差し出しながら「カエルやで」と言っても良いのです。
そしてそれを寄越されたプレイヤーは、「真偽を当てる」「他のプレイヤーに回す」のどちらかを選択します。
まず「真偽を当てる」場合。「これはゴキブリです!」「ゴキブリではないです!」といった具合に、カードを寄越したプレイヤーの発言がその通りか否かを宣言してカードオープン!見事真偽を見抜く事が出来ればそのカードを直前の差出人の元へ突っ返す事が出来るのですが、宣言が外れた場合は自分の元に留まることになってしまうので要注意。
この時の「表になったカード」がいわばマイナス点となってゆくので、出来る限り貰いたくないものです。
既に場に出ている害虫君の数や相手の様子などから察する二択問題ですが、察しがつかない・外した場合のリスクを避けたい場合はもう1つの選択肢を選びます。
「他のプレイヤーに回す」場合は、寄越されたカードをめくって見た上で、先のプレイヤーと同じように裏向きのまま「サソリですね」などと言いつつまだそのカードのやり取りをしていない誰かに差し出します。なおこの時も嘘付きOKなので、最初と違う生き物になって巡り始めるなんて事も多々。渡す前に長考してしまうとバレやすいので何食わぬ顔でスッと流してしまう方が良いのかも(笑
「表になったカード」を受け取った人が次のターンの親となり、上記の流れをゲーム終了まで続けます。終盤は残りのカードの察しもつきやすくなるため、ある意味でより簡単に、そしてある意味でより難しくなってゆくのです・・
他人に回す事で真偽当てによるリスクを回避出来たとしても、渡した先で当てられてしまえばその害虫を引き取る事になってしまうため、相手選びは慎重にならざるを得ず、またどの害虫であれば相手はめくってくれるだろうか?というキャラチョイスも重要になって来ます。
嘘付きOKという点も相まって、密やかな心理戦が白熱するのです。思惑通りに罠にかかってくれたりするとめちゃくちゃ嬉しいんですよねーコレ笑
でもあんまりやり過ぎてご本人が嫌われ者にならないようにね!(うまいこと言った顔)
…そういえば公式ルールでは自分の手札も伏せておくそうですが、部活ではいつもびらっとトランプばりに広げて持って遊んでます。確かに伏せておいて一枚ずつ処理する方が諸々公平になりそうだし、そちらでも一回プレイしてみたいな。
…ほらこのクモとかイケメンじゃないですか?ダメ?四白眼っぷりとか超いいと思うんですけど