むむむ?

たまに絵を描くオタクが日常と趣味についてなんか言うところ

漁夫の利上等「ハゲタカのえじき」

ボドゲ部日誌0612。

 

・・・い、いつの話……

丁度この時期、ちょっと色々あってまとまった文章が書けなかったのですが、初めて遊んだものだったのでぼちぼちまとめた次第です。

 

たまに発作(笑)を起こす部員が居るようで、久々の召集となったこの日に遊んだのは「ハゲタカのえじき」というもの。

とても簡単でお手軽なゲームでした、それこそルールを覚える必要が無いほどに。しかしそこにほんのりギャンブル要素が混ざるのです。

 

 

プレイヤーに「1〜15の数字のカード」を配ってスタンバイ。

この手札の中から一枚をせーので場に出し、一番大きな数字を出したプレイヤーが「得点」をゲット。

これを15回続けて獲得した合計得点が高い人が勝ち、となるのですが、これだけだと15のカードが最強なのでは?となります。

が、勿論そうとは限らないのがおミソポイントで、なんと「場に出された同じ数字は無効となるのです。

そうなると最強の15を出した所で被りが起これば紙くず同然となり、思いがけず小さめの数字を出した人が得点をかっさらうハプニングが起こり得る…この横取り感が「ハゲタカ」たる所以でしょうね。

 

ちなみに得点は「10 〜 −5」の15枚。こちらもカードになっており、伏せた状態から一枚ずつ場にオープンしていきます。

マイナスのつく数字が場に出た場合は、普段とは逆で「最も小さい数字を出したプレイヤー」がその得点を引き受ける事になります。

この場合も「被りは無効」は適応されるため、例えば手札最小の1を出しても難を逃れる可能性はあるということ。

そして確実にやり過ごすためには大きな数字を出せば良いのですが、そうするとプラスの得点を獲得するための有効打も失うというジレンマ。

 

賭けに出るか安パイを取るか。本当に勝とうと思うと、何点の得点カードが残っていて他のプレイヤーの手元には何番のカードが残っているのかという所まで見極める必要が出てきます。超シルプルなルールの中での被りNGシステムがとてもスパイシーなのでございます・・

 

 

という事で初戦。

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見事にマイナスを引き受けている模様。

知ってたんですがわたしギャンブル系弱いんですよ()悩んだ挙句で負けるって一番ダメなタイプでは…

 

結果。

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進展せず(    ※右端のは最後に出した手札

クソ〜お隣さんとそのお隣さんが得点しまくってて眩しいぜ!

 

そして2戦目は、

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最初よりは…という感じですが一位にはなれませんでした(◞‸◟)

ちょっと毛色の似ているニムトと同じくプレイヤー次第で展開が変わるので、心理戦と思いきや運の要素も大きい感じ。

2戦目中、被りで相殺し合う他のプレイヤーを差し置いて「2」で高得点を取っていった文字通りのハゲタカが現れたのですが、それこそがこのゲームの醍醐味でしょう。わたしもその感覚を味わいたい!

 

 

余談ですがこの得点カードに描かれているハゲタカ君、

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点によってこちらに近づいてきているのがじわじわきます。

得点したプレイヤーの気持ちを代弁してくれているかのようである…

 

必要なのは数字の描かれたカードのみという低コスト感、それでいてちゃんとゲームとして成り立つあたり、ほんとよく出来てるなぁと感心するばかりです。

 

 

更に余談ですが、屍肉食のことをネクロファジーって言うのめちゃかっこよくないですかね…厨二病的にかなりグッとくる響きです