お前持ってンだろォ〜?「ふくろと金貨」
ボドゲ部日誌0507。
ゲムマを覗いてきた部員さんがオインクゲームズさんの新作を引っさげて来たぞー!と、何やらそれ以外にもいくつか買い込んで来たようなのでしばらくは新作づくめかしら…やだぁルール覚えるの大変だわぁウフフ
で、今日は大目的であった「ふくろと金貨」を早速プレイ。しかも未開封だったので周りのビニールを剥がすところからです(笑
おほー………!金貨と麻袋6枚入りなのでパッケージも分厚〜い。金貨がちゃんと金属製なので輝きがマジモンだし、ジャラジャラと音も手触りも重さもリアル…!いつもなら飛びつくであろうダイヤモンドも霞んで見えるぜ…(なおアクリル製)
未開封だったということでルールを見るのもその時が初だったのですが、それでも遊べるほどに簡単なルールでした。
最終的に一番多くの財産を持っていた人が勝ち!例によって3ラウンド制、そして例によって時間が足りなかったので部活動ではとりあえず2ラウンド。…でもお初で2回出来たんだからお手軽ですよこれは。
プレイヤーには袋が配られ、これに親分が金貨とダイヤを分配するところから始まります。以降、基本的には袋の重みと音だけで「どのくらい入っているか」を推測しながら進めます。
できる行動は3種類
手番で出来ることは、「たくさん持ってそうなヤツから金貨を奪う」「様子を見る」「袋を閉じる」の3つ。
様子を見るというのはいわゆるパス。何もしません。
袋を閉じるのは戦線離脱で、「自分が一番持ってる」と思ったら奪い合いから抜けることが出来ます。ただしそのラウンド中、誰からも取られない分、誰のも取れなくなるので注意。
で、メインとなる「金貨を奪う」では、誰かを指名して袋を預かり、自分にも相手にも見えないように袋から金貨を鷲掴みにして自分の袋に入れ替えてから返却します。しれっとな。
たくさん持ってれば勝ちなんだから根こそぎ奪えばいいジャン!と思いますが、この業界ぁそんな生ぬるかぁねぇんですわ。(※プレイヤーは盗賊なんだそうです)
取り過ぎな輩に制裁を
財産を奪われた人には「チャレンジ」をする権利が発生します。「財産を奪った相手が自分よりたくさん持ってる!」と思ったらチャレンジを執行、お互いの袋の中身を見せ合いっこします。金貨を縦に積んで金貨タワーの背比べをし、取ってった相手の方が高く積まれていようものならその人の全財産をゲット、ついでに相手を退場させることが出来るのです。
欲張ってたくさん奪い過ぎると痛い目に合う、というわけです。欲は身を滅ぼすんですね。うんうん。
…が、ここにも罠があります。
ダイヤモンドが惑わせる
ひとつだけ存在するダイヤモンド(アクリル製)、これは金貨10枚分の価値=高さがあるのですが、実は重さはイコールではないのです。というかダイヤの方が軽いのです。
なので・・相手から帰って来た袋が明らかに軽くなってる!あ〜?オメーめちゃくちゃ取っただろチャレンジだチャレンジ!!はい中身オープ〜〜〜ンンァアダイヤ入ってるうぅ〜〜〜www(自分の方が高かった)・・みたいな事が起こるのです。起こりました(
チャレンジに失敗するとケチつけた方が没収・クビにされるという恐怖の仕様によりわたし退場。そう、自分の袋ですら中を見るのは御法度なので、この時初めて自分がダイヤを持っていたと知ったんだ…
あえてダイヤを取らずにイチャモンつけさせたり、逆にダイヤだけ貰ってひっそり取り分をカサ増ししたりと、ダイヤの存在と扱いがプレイを引っ掻き回してくれやがるのでした。
そうして親分が2回目の手番を行ったところで1ラウンドが終了。全員が袋の中身を出し、一番高く積み上げた人たち3人がそれぞれ勝利点を貰えます。当然途中でやらかした輩は論外です(笑)で、3ラウンドやった結果、勝利点が一番高い人が優勝、と。
カネだカネぇ〜〜 先でも触れましたがこのズッシリ来る重量感がたまらんのよ…キャッシュ大好き(
2ラウンドやって2ラウンドとも早々にチャレンジの餌食になったのでまだあんまり堪能出来てない!w 次回はせめて最後まで生き残りたいです。
…そういえばこれ、付属の袋の口が結構狭いので、「金貨を鷲掴みした手」を袋から引き抜くのがなかなか至難の技でした。自分は手は小さい方だと思うのだけどそれでもつっかえてしまった。思ったように金貨を取れない…ただでさえ手の大きい殿方はちょっと遊びにくそうでした。かと言ってゲーム的には(あとパッケージ的にも笑)隙間も出来にくくて丁度いいサイズ感だし、難しいですなぁ