むむむ?

たまに絵を描くオタクが日常と趣味についてなんか言うところ

かれいなる逃走劇「犯人は踊る」

ボドゲ部日誌0409。

多め人数の時に手軽に盛り上がれるので部内でもなかなか評判な「犯人は踊る」が本日のゲーム。所要時間も短めなので、「半端に時間が余った」てな時にも重宝します。…のわりにはすごく久々に遊んだ気がする。ここに書くのは多分初めてだし、結構やってなかったんだなぁ…

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とてもサスペンス臭のするタイトルですが、ルールとテイスト共にゆる〜いのが実態です(笑)が、くるくる逃げ回る犯人を捕まえるのはそう簡単ではないのです。

 

基本的なルールはとても簡単で、手札を一枚ずつ処理して行きつつ「犯人」のカードを持つプレイヤーを当てる事が出来ればOK。

「犯人」を持つプレイヤーは手札の最後の一枚でそれを処理(場にオープンする)する事が出来れば勝ち。また、「たくらみ」というカードを出すと犯人に加担することになり、犯人の勝利がたくらんだ人の勝利にもなったりします。

 

犯人を指名して暴く事が出来るのは「探偵」と「いぬ」。 …いぬです。いぬも参加するのです。おまわりさんの相棒と言えばいぬだからね(?)

そして犯人を秘密裏に見極める事の出来る「少年」、誰か1人の手札を見せてもらえる「目撃者」、自分が犯人の時に一度だけ そうではない と言える「アリバイ」など、カードの種類はまさにサスペンス。

 

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しかし絵がゆるい(笑)

(↑はスリーブに入っている状態です)

同じ種類のカードは何枚かずつあるのですが、なんと絵柄が全て違うのがスバラシイ。そしてカードの効果がカードに書いてあるのが更にスバラシイ。これは何だっけ〜?といちいち説明書を見なくてもなんとかなる!優しい!

「犯人は踊る」の文字通り、犯人は意図せず あるいは意図的にプレイヤー間を行ったり来たりするのですがこれもカードの効果によるもので、任意の人と一枚交換する「取り引き」、一斉に隣の人に任意のカードを渡す「情報操作」、一斉に隣の人の手札からランダムで引く「うわさ」がこれに当たります。

目撃者や少年で犯人の位置を探りつつ、犯人がどう動いて行ったかを予測するのが楽しい、そして自分が犯人を持つとより楽しい!

何気なく犯人が回ってきた時の動揺や間一髪で探偵の目を擦り抜けた時のフフン感はなかなかです。一枚ずつ手持ちが減っていくため徐々に追い込まれていくスリルはさながら犯人の気持ち笑

どちらかと言えば犯人陣営の方が勝ち抜けが難しい印象ですが、その細い抜け道を探るのがまた楽しいんです。ドキドキしてたらアッサリ「うわさ」で持ってかれて危機を脱したり。

ちなみに自分は、自分が犯人の時にあえて「少年」を使いあたかも自分以外が犯人であるかのような自作自演をよくやります(笑

 

ちなみにその2。カードの中には「第一発見者」なるものがあり、これが配られた人がスタートプレイヤーになるのですが、始めに「目撃した事件」を挙げないといけないのが地味に難しい。このゲーム、わたしはココが一番苦手です…w

 

ゲーム終了後に、実はあの時犯人だったんですよーとか、この辺に居るとは思ってたんだよーとか、各々の推理や思惑が自然と語られるのも面白い。ボードゲーム全般に言えますが、終わってからも楽しいのってすごいよなー