ゲームバランスはログアウトしました「テストプレイなんてしてないよ」
案の定、今日のゲームは先日のボドゲカフェでしれっと買われていたこちら、「テストプレイなんてしてないよ」でした。
なんという直球で捻りのない潔いタイトル、そして飾り気の無いパッケージ。昨今こんなに飾らない箱なんて包装紙を引っぺがしたお菓子の箱か無〇〇品くらいでしか見ませんわよ(ディスりではない)
実に謎めいたタイトルですが、ルールはとても分かりやすく、しかしながらある意味で難解なものになっております。
言ってしまえば勝てば良いのです。と言うか自分以外を負かせば良いのです。そんなんどのゲームでも同じやないかーいと思いましたが、このゲームでは「それしかない」という感じ。
・・・は?
どういうことやねん。
最初にプレイヤーに配られる手札は2枚、残りは山札。プレイヤーは山札から1枚引き、手札3枚の中から1枚を出してカードの効果を発動させるのですが…
最悪この一手だけで勝負が着いたりするのです。
カードには多種多様な効果が書いてあり、
例えば「この中で一番背が低ければ勝ち」とか、誰かの前に置いて「置かれた人はレーザーを食らって敗北(うろ覚え。対抗策もあるっちゃある)」などの確定系、
「プレゼントいる?いらない?→プレゼントは蛇だったので『いる』って言った人は敗北」などの運試し系、
「『わたし』を意味する言葉を言ったら敗北」などの実技系(?)等々、ナンじゃそりゃと突っ込みたくなるようなものがたくさん。
↑今日の手札の例。「ああ〜〜ゾンビダァ〜〜」と口々に発する謎の集団と化しました。ていうかこのカードのラクガキ(失礼)と一言コメントの謎さがクセになります。バナナはゾンビの捕食者だからねってなに?
なんつーか、なんだろうこの、一応ゲームなんだけどすごいどうでもいい感じ、めちゃくちゃゆるい、そのゆるさの絶妙な「フフッww」感を堪能する感じ…ノリでパッケージングした感じ、まさにタイトルに偽り無し。
これはこの「なんだこれ??」「えっもう死んだんだけどwwww」という不思議感とキョトンを楽しむものなんだなと思いました。
…や、つまんないとかではないです、超盛り上がるっ!て感じとはちょっと違いますが、普通に笑えるし面白いんですよ(笑)シュール、そう全体的にシュールなんです。実技系のカードが出てる方が好きだなぁ個人的には。
ただまぁゆるゆるとは言え、コレ出したら勝てる!って思ってた矢先に相手に先にコンボを決められて負けた時には「ちぇっ」て言っちゃいましたけどね。悔しい時は悔しい。
「ちぇって言うようなゲームじゃないよw」と冷静に突っ込まれましたがまあ仰る通りかとは思いますです。
ちっ(