むむむ?

たまに絵を描くオタクが日常と趣味についてなんか言うところ

ボドゲカフェ戦果録

いや充実であった…!

いそいそと職場を発ち5時間という時間の中で出来たゲームは4つ。パンデミック、ディクシット、ナインタイル、宝石の煌き。どれも誰もが初挑戦だったけど、その割にはなかなか出来た方では…?周りのお客に負けじと声を張るのでノドがパサパサになりましたが、たーのしかったー!持ち込んだおやつを食べる間も無くせっせと遊びました(笑)以下、ルールとかの詳細は省きつつ戦果!

 

 

パンデミック

今回の(わたくしの)本命。ウイルスの脅威から人類を守るべく立ち向かう協力型ゲーム!ウイルス蔓延前に治療薬を完成させれば我々の勝利である。

カフェの利用料金が前払いだったのでレジでお会計中、近くのお客が「パンデミックやってみたい」と話しているのが耳に入りキョドり始める。席に着くや否や「パンデミックありますか?」と店員に即訊きして無事確保出来ました。くくく、こういう時だけ無駄に動きが早いんだ。

 

感染病との戦い 一回戦目

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ウイルスコマが透明なキューブで可愛い…思ったよりボードが狭い…開始時に治療薬コマを既に配置しているあたりに初心者臭を感じます(薬が出来て初めて置くのが正解)。

ちなみに初回なので恐怖のエピデミックカードは4枚。やれば分かる方式でエピデミックの説明もほぼしなかったのですが、「捨て山にある感染カードを再び山札に戻す」事の意味を理解した時の「そういう事か!ヤバい!怖い!」というどよめきがなんだか嬉しかったです(笑

 

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黒と赤のウイルス(種類忘れてしまった…赤がインフルだった気がする)が結構圧してきていたものの、

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治療薬4種を無事に作り上げて我々の勝利!ヤッター!と言いたい所ですが実はいくつかルールを見落としていたため本来より少々ヌルく進めていたんですねぇ…

治療薬を作るためには同じ色のカードが5枚必要なのでプレイヤー間でカードをやり取りするのですが、そのためにはプレイヤー同士が同じ国に居る必要があり、かつ「その国のカード」しか受け渡しが出来ないんです(任意のカードを扱える特殊能力を持つプレイヤーも居ます)。この、「その国のカードのみ」の部分を見落としていたのでカード受け渡しまくり、サクサク進んだというわけです。

もう一つの見落としは、「治療薬が出来たウイルスはそれ以上増えない」という誤認。治療薬が出来ても普通に増えるのが正解。治療薬の作成はあくまで勝利条件であって、それ以外の効果は無いのでした。

…無いよね?(

 

というのを踏まえて二回戦目

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本来は4人用のゲームなのですが、コマ5つ使って5人プレイ。そして無謀にもエピデミックカード6枚(MAX)で挑戦。調子に乗っています笑

混ぜ方が悪かったのか早々にエピデミックを引きまくり、感染率がえらいことになってますね(緑の丸いコマ)。

エピデミックを引くたびにこの感染率が上がり、=1ターンに引く感染カードが増える=1ターンに増える感染国かその国の感染人口が増える、という恐怖。

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各色とも順調に積み上がってきております。

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終盤、赤と黒がえらいことに。青と黄色にもウイルス3つ状態でパンパンな国がいくつもあり、どこからどう手を付けて良いやらもうパニック。

 

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そして人類は滅亡しました

手前の緑のコマ…「アウトブレイク」が8回目まで到達してしまってゲームオーバー。赤と黒の猛威に耐えられなかった…でも初心者集団がエピデミック6枚で治療薬2つって健闘したのでは!?そうでもないのかな!?

1つの国に置けるウイルスコマは3つまでなので、4つ目を置かねばならないという状況になった時、溢れたウイルスが隣国に飛び火するのが「アウトブレイク」。これがまた脅威で、飛び火した先の国に既に3つ溜まっていたらそこでもアウトブレイクが起きてしまうという負の連鎖が起こり得るのです。怖い。

 

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という事で初めてのパンデミック、負けはしましたが面白かったー!というかウイルスにコテンパンにされるのがまた面白いというドM仕様(笑

あっちでもこっちでも感染者が増えまくり翻弄される人間の無力さよ。ゲームとはいえあながち無い事でも無いと思うので、あらためて感染病の怖さを体感した次第です。

今度はPlague Inc.(ウイルス側になって人類滅亡させるド不謹慎ゲーム)のボドゲ版もやってみたいナー!!

 

ところで「アウトブレイク」が起きた国が、別のターンで隣国からの飛び火を受け再度4つ目のウイルスを置くような展開になった時は…どうするのが正解だったのだろう?

アウトブレイクマーカーは進めず隣国への飛び火だけ処理しましたが、合ってたのかしら。。アウトブレイク済みかどうかの判断材料とか無いし、その都度ブレイクするのが正解だったのかなぁ

 

 

ディクシット

感性が試されるゲイジツ的なゲーム。

ボドゲ部発足当初から名前だけは上がっており気になっていたので出来て嬉しいー

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親が手札から一枚「タイトル」を付けて伏せて出し、他のプレイヤーはそのタイトルに沿っていると思う絵を手札から出して混ぜ、公開して「親が出した絵」はどれか?を当てるもの。

↑は「秘密」というタイトルの展覧会。手札の品揃えは運なのですが、そこからひねり出される参加者たちの個性が面白い。分かりやすいのはコレだけど、出したのがこの人だからこっちっぽいな?という読み合いが楽しい。

そしてわたしはどうやら人と微妙にズレていたらしい事が発覚しました(

 

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妙に肌色な手前のカードが面子のお気に入り。「全知全能の神」「神々の遊び」という神関係のお題で引っ張りだこでした笑

 

 

ナインタイル

ここで少しリフレッシュがてら、さっくり遊べるものを。

オインクゲームズの「ナインタイル」。絵柄の描かれた9枚のパネルを、お題と同じように並べるだけ。…なのですが、パネルの裏面にも絵柄があるので揃うようで揃わない!というプチパニックが楽しい。そしてタイルの手触り感がとてもいい…

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上の方の小さいのがお題カード。これをめくった瞬間にゲーム開始!一斉にパチパチパチパチとタイルをひっくり返す音が鳴り響くのですが、この無言で必死こいてる様がシュールで面白い(笑)裏面にも柄があるのが結構な曲者で、あと1つ揃わない!この模様どこだよー!と、シンプルながら結構な混乱を招きます。

短期決戦でリフレッシュになるかと思ってチョイスしたけど、集中力が必要になるので案外疲れるのは盲点であった。

 

 

宝石の煌き

部員さんが気になっていたというゲーム。宝石でカードを買い、先に合計得点が15点に達した人の勝ち。(という事にしました。ホントは誰かが15点獲得後、そこから全員同じターン数プレイするまで続き、最終的に一番高得点だった人が勝ち、だそうです)

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買い集めるカード。左上の数字が得点で、左下の数字は買取に必要な宝石の種類と個数。

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5種類の宝石と、どの宝石の代わりにもなるオールマイティな黄金のトークン。プレイ中の画像なので宝石の数に差がありますが総数は同じです。

上に並んでいるのは貴族の方々で、彼らにも点数があり、獲得するには「カード」が必要になります。

このねぇ、宝石トークンの重みと音が良いんです。ズッシリしていて重ねるとカチャンと音がしてとても良い気分になれる笑

 

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手番中に出来るのは、宝石の獲得、宝石と引き換えにカードの買取、黄金トークン付きでカードのキープの3つ。どのカードを狙ってどの宝石を取るかを考えつつ進めるのですが、考えてる内にターンが回ってくるというわたしの頭の回転の遅さに驚きを隠せない。

「(わし)なんかこの手の考えるゲーム苦手かもしれん、どうしていいか分からん」「そうですね」「トロイカとかもそうですよね」「(わし)数字が読めない」

 

ちなみにカードの右上に描かれている宝石は、1宝石トークンの代わりとして使えたりします。宝石トークンは持てる数に上限があるので、高得点のカードを取得するためには重要なシステムなんじゃ。

 

さて、カチャカチャ言わせながら取り引きを続けた結果

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なんとわたくしが15点先取で勝ち!がはは!大穴万馬券!(自分で言う)

ふふん、誰もわたしの得点を見てなかったらしいが油断は大敵なんだぜ。

どの宝石を獲得していくか・どのカードを買うかの見極めも大事ですが、なによりキープのタイミングが大事な気がします。目を付けたカードが誰かに取られてしまったら元も子もないですものな。

 

 

という事で

お開き!個人的にはとても気持ちよいお開きとなりました(笑)やっぱり時間とスペースと声量を気にせずにのびのび遊べるのは良いなあ〜

そういえば枯山水は出来なかったなーとか、カタンもやりたい、アレも気になる、ソレもやってみたい、と 第二回を匂わせる終わりとなりました…というか、ぜひともまた時間を取って行きたいものです。

 

帰り際、何気にゲームを買ってた部員さんが居たし、早速明日遊ぶのかしら(笑